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2017年06月07日
省エネ対策 オフィスの電気料金削減

省エネ対策 オフィスの電気料金削減

飲食店を経営されている方にとって、日々の経営における光熱費の比重は大きいものがあるでしょう。節電を心がけて光熱費を削減したいけれど、家庭で行う程度の方法だけでは大きな効果を得られないと悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。今回は飲食店で光熱費を削減し、経営をより効率化するための方法について考えていきましょう
自分の店はいつ混み合うかを考えよう!

飲食店における節電を考える際には、まず自分のお店がどんなタイプのお店なのかということを意識する必要があります。自分のお店がラーメン店なのか、カフェなのか、定食屋さんなのか、バーや居酒屋なのかによって、そのお店の規模やお客様で混み合う「ピークタイム」が変わってくるため、その時間に合わせて対策を行うことが重要です。


多くの飲食店では、時間帯にかかわらず冷房の強さを一定にしていたり、お客様が少ない時間帯でもお店の照明を明るい状態に保っていたりします。お店のピークタイムを見極めて、その時間帯に集中的に節電を行うことで、お客様に不快な思いをさせることなく効果的に節電を行うことが可能になります。

お店のタイプ別に「ピークタイム」を見極める


では、お店が混み合うピークタイムは、飲食店のタイプごとにどのように違いがあるのでしょうか。


軽食や定食屋さんの場合にはお昼時や夕食時、飲み屋街に近いラーメン店ならば終電前など、1日の中でお客様が集中的に訪れる時間帯はほとんど決まっています。ですので、例えば客足のおさまる14時以降は冷房の設定温度を上げる、照明を一部消灯するなどの工夫で、大きな節電効果を上げることが可能になるでしょう。


エアコンの設定温度は、1℃下げるだけでも10%ほどの節電効果をもたらします。自分のお店に集中的にお客様が訪れる時間帯のデータを取って見極め、対策を行うようにするとよいでしょう。


バーや居酒屋の場合には、夕食時以降にお客様が来店しますから、開店時間をいつにするかという部分で節電を行うことができるでしょう。また、営業時間をある程度コントロールできる自営業のお店などの場合は、お客様がほとんどいないにもかかわらず、あまりにも夜遅くまで営業していると光熱費がかさんでしまいますので、閉店時間を早すぎず、遅すぎずの時間に設定することも重要です。
ただし、カフェなどの業態の場合には、お客様が集中する時間帯を見極めづらい場合が多いため、お客様が少なくなってきた際に小まめに照明を少し落とす、内装などを含めて店を落ち着いた大人な雰囲気にして照明を明るくしすぎないお店造りをする、などのことが考えられるでしょう。


これらの節電対策は、いずれもやりすぎてしまうとお客様から反感を持たれてしまう可能性もありますので、お客様の反応を見て程度を見極めることが大切です。


厨房には節電できるポイントがたくさん!

厨房では、冷蔵庫にものを詰め過ぎない、電子レンジなどを省エネタイプにするといった家庭でもできる節電方法以外にも、以下のようなポイントで節電を行うことができます。

厨房の照明を明るくしすぎない

ティーディスペンサーがある場合にはお湯の温度を数℃下げる

冷蔵庫内の温度だけでなく、冷蔵庫の結露防止用前面枠ヒーターの温度を数℃下げる

冷蔵庫の上部にドライアイスを置くことで無駄な電気を使い過ぎない


これらの厨房で行える節電対策と、家庭でもできる節電対策を組み合わせることで、厨房で使われている無駄な電力を少なくしていくことが可能になるでしょう。


さらに、従業員に対してもバックヤードの照明を抑える、冷暖房はこまめに温度を調節するなどの意識を徹底することで、節電効果をいっそう高めることが可能になります。特に、前述のカフェなど、ピークタイムを特定しにくいお店の場合には、厨房やバックヤードなどでの節電が大きな効果を生むことになるでしょう。


ただし、フロア同様これらに関してもやりすぎには注意。営業に支障が出るまでやってしまうと本末転倒ですので、冷蔵庫などが適切に機能して厨房が滞りなく回り、従業員からの不満もない程度に行うことが大切になります。

コストをかけて長期的に節電する方法も!

節電にコストをかけることが可能な飲食店の場合には、エアコン設備を入れ替えて長期的な視野で節電を行い、より大きく光熱費を削減することが可能です。


部分的な交換でもOK! エアコンの入れ替えで光熱費削減!


やはりここでもエアコンなどの空調設備は、節電の大きなカギとなります。コストをかけることが可能ならば、エアコンを新しい物に替えることで大きな光熱費削減効果を得ることができます。


例えば、飲食店で3台のエアコンを全て新品に入れ替えた場合、年間でおよそ20万円から30万円もの光熱費を削減することができます。導入時に200万円から300万円程度のコストはかかりますが、エアコンの耐用年数を考えると8年から10年程度で元をとることが可能になるでしょう。


また、エアコンの内部部品を入れ替えるだけでも、新品購入ほどではありませんが大きな効果を得ることができます。新品購入の10分の1程度のコストで、最大で年間10万円近くの光熱費削減を行うことができます。現状のエアコンに大きな不具合等がない場合には、こちらの方がコストパフォーマンスに優れていることもあるでしょう。

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